メダカの餌は家にあるものでも代用が可能です。どんなものがメダカの餌に向いているかご紹介します。
また、メダカには食品添加物が入っている食べ物や塩分が高い食べ物を与えないようにしましょう。メダカの体調に影響を及ぼしたり、水質が悪化して水槽内のバランスが崩れてしまいます。なるべく自然にある食品で栄養のあるものをご紹介します。
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メダカの餌は家にあるもので代用!添加物の入っていないおすすめの餌
- 昆布
塩気のない出汁用の昆布を使用します。昆布には栄養素もたくさん含まれているために、メダカも元気に育つようになります。
そのままではメダカが食べられないので細かくすり潰してから与えます。 - 鰹節
薄く削ってある削り節を使用します。味付けなどがされていない出汁用を与えるようにしましょう。削り節の原料は魚ですから栄養も豊富です。
昆布同様そのままでは食べられないのですり潰して与えるようにしましょう。 - 煮干し
こちらも出汁ようの手が加えられていないものを使用します。塩分はメダカにはよくないので無塩を使用してください。
全て餌として使用できますのでそのまますり潰して餌として与えて下さい。 - 卵の黄身
黄身のみを食べますので白身は与えないようにしましょう。黄身は水に溶けだし水質を悪化させてしまいます。一度乾燥させてから与えるようにすると溶けだす前にメダカが食べてくれるので水が汚れにくいです。 - 野菜を乾燥させたもの
一度乾燥させたものの方が水に溶けださないので餌として最適です。
小松菜やホウレン草などがおすすめで、乾燥させて販売されているものもあります。遺影ある野菜を乾燥させて与えてもよいでしょう。
他にどんな野菜を食べるかも試してみると楽しいですよ。
餌としてあげてはいけないものもある!家にあるもので注意する食材
メダカの餌として向いていないものは、塩分が高いもの、食品添加物が含まれているもの、水質を悪化させるものです。
- 塩分が高いもの
食パン、裂きイカなどのおつまみ - 食品添加物が含まれているもの
食パン、加工食品 - 水質を悪化させるもの
炊いたご飯、米ぬか、メダカの口に入りきらないもの、刺激物が入ったもの(唐辛子など)
食品添加物には殺菌剤などを使用している場合があるため、メダカが口にすると体調に不調をきたしたり、弱っていってしまう可能性があります。体が小さい生き物ですから少量でも命とりになるため与えないようにして下さい。
塩分濃度が高い食品も、メダカの塩分の濃度を狂わせてしまいます。大量の塩分はメダカにとっては毒でかありません。
家にあるもので代用するときの餌の与え方はメダカが食べやすいようにする
餌を与える時にはエサを浮かせて与えるのがもっともメダカが食べやすく負担にならない与え方です。
メダカの口に入る大きさまで細かくすることが必要です。
乾燥させたものであればすり潰したり、フードプロセッサーにかけることも可能です。
そのままの状態で与えても食べることができずに水槽に放置されるので水槽内がただ汚れるだけになってしまいます。
一口で食べることができれば水も汚れないので水質悪化にもなりません。
家にあるものを与える場合には食べないかもしれないという可能性が出てきます。
とりあえず与えてみて、すぐに口に入れないようであればすぐに網などですくって回収しましょう。
市販の餌は水質を悪化させないような工夫がされています。ですから多少与えすぎても一気に水質が悪化することはありませんが、家にあるものの場合は与えすぎるとすぐに水質が悪化しますので食べきれる量だけ与えるようにしましょう。
メダカの栄養面を考えるならやっぱり市販の餌!健康面から飼育を考える
家にあるものでメダカに餌をあげる場合は、一度すり潰す必要があり毎日の餌作りが負担になる場合もあります。
一時的に市販の餌が手元にない場合には家にあるもので代用可能ですが、餌を購入できるタイミングがあれば市販の餌に変更して使用していくことをおすすめします。
メダカの餌は100均にでも手に入りますし、ペットショップでも200円以下で手に入るものもあるので安価ですから自分で用意するよりもずっと手軽です。
メダカの餌の回数と量は時期によって異なる!産卵期には多めに与える
通常メダカの餌やりは1日に2回程度で、朝と夕です。自分達の食事前に与えるか、食事後に与えるようにすると忘れずに与えることができます。
一日与えなくても弱ることはありませんが、与える頻度が少ないと大きく成長できず小さいままのメダカになってしまいます。
メダカを大きく育てたい場合には餌やりを1日3回に増やして行いましょう。
メダカは産卵期になると沢山の栄養が必要になります。産卵期の4月から10月の間は餌の量を多めにして与えるようにすると、卵を沢山産むようになります。卵を産ませたい時には餌の量を調整してみて下さい。
餌を与えてほとんど食べないようならそのまま与えなくて大丈夫です。
水温が上がり活発に動き出す春ごろから餌の回数を1回に、そして様子をみて2回と増やしていくようにしましょう。