簡単にできる熱帯魚に向いた水草の育て方。植え込みの方法も解説

熱帯魚の飼育をするときに一緒に水槽に入れたいのが水です。水槽に入れておくだけでも育てていけますが、基礎知識があると枯らさない育て方ができるので購入前に熱帯魚に向いた水草の知識をつけておきましょう。

また、初心者がつまずく水草の植え込みについても紹介します。植えても何度も浮いてきてしまったりする場合には植え込み方法を変えるだけで一回で済むので実践してみてください。

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熱帯魚に適した水草は!水槽を設置する場所次第で選ぶ水草を変える

熱帯魚と水草を一緒に育てる場合にはどうしても熱帯魚優先の水槽環境になります。ですから、水草を選ぶ時は熱帯魚の飼育環境に合ったものを選ぶとお互いに負担が掛かりにくく育っていきやすくなります。

熱帯魚のほとんどは弱酸性の環境を好むので水草も同じように弱酸性の環境で育つものを選ぶようにしましょう。

水槽設置場所から水草を選択

家の間取りから水槽が置ける位置は限られてきてしまいます。最初から水槽を置く目的で部屋を選んだりする以外には最適な場所はなかなか得られないことが多いです。
そんな場合には、水槽が設置される場所の状態からも水草を選ぶようにしましょう。水草は光を多く取り入れないと育たたない水草と、光があまり必要なくても育つ水草の二種類がいます。光を取り入れなくても育つ水草なら設置場所に迷わなくても良いですし、水槽内の水草の配置などが上手くいかなくても育てられるのでおすすめです。
また、光不足を補うためにライトの設置を設置するのも最適な育て方です。

熱帯魚と水質相性の良い水草

  • ウィローモス
    底面に広がって生えていく苔の一種で、光があまりない場所でも育っていけるので水槽飼育が初めてでも枯らすことなく育てていける水草です。
  • アヌビアスナナ
    直接ソイルや砂に植えると影響がでてしまう水草で、石や流木などに縛り付けて根を定着させて育てていく水草です。光があまり当たらなくても育っていけるので水槽管理に慣れていない初心者におすすめの水草です。
  • マツモ
    安価で育てやすい水草で、水の中の養分を沢山吸収してくれるので水槽内が栄養多可になるのを防いでくれます。上に向かって長く伸びていくので水槽内の後ろの水景作りにも活用しやすい水草です。

熱帯魚用の水草は育て方の知識があると枯れる確率が一気に下がる

水草には光が大事

水草は光合成を行って成長していくので光はとても大事です。少しの光で光合成を行える水草もありますが、大抵は光が沢山当たる環境下での育て方が一般的です。水槽の設置場所によっては日光の光が当たりにくい場所もあり、そのまま育てていると水草が枯れてしまう場合があります。
水草を枯れさせないためにはライトを水槽に設置して光を定期的に当てるようにすると安定した光を与えられるので枯れるリスクを減らすことができます。

もちろん室内の照明でも水槽に行きわたる光量であれば育つのでライトがなくても良いですが、照明から遠い場所に水槽を設置している場合には光が当たりにくく水草が育ちにくくなってしまうのでライトが必要になります。ライトを常時当てているとコケの発生に繋がってしまうので5~7時間程度を目安にしっかり光を当てるようにしましょう。

水草を育てやすい底砂

水草を育てる時には栄養も必要になります。特に水槽を立ち上げたばかりの頃は水槽内の養分が安定していません。底砂にソイルを使用するとソイル内に水草が育つ栄養が含まれているのでその栄養分を吸い育っていけるのでおすすめです。
ただし、熱帯魚も一緒に飼育する場合にはソイル内の栄養が水に沢山溶けだし水槽内に苔が生えやすくなるので環境の悪化に注意しましょう。

適切な水草の育て方は「植え込み」から!初心者がつまずく植え込みを詳しく解説

茎がある水草(有茎種)

水草は購入した時は根が生えている場合とそうでない場合に分けられます。根が無い場合でも水槽内植えて育てていると根が生えてきてソイルにしっかりと根を張り成長していくようになります。
水草を植える時に気を付けたいのは、葉を底砂に入れてしまわないことです。葉から光合成を行うので、砂の中に入れてしまえば枯れてしまいます。更に、葉の部分から腐る場合もあるので植え込みを行うときに底砂に埋もれる場合などは事前に葉を落としてしまいまいましょう。

そして長めに茎だけ残した部分をソイルに挿しこんで植えます。根が出るのは茎の節の部分からですので節が底砂から出ないように植えましょう。長さの調節が上手くいかない場合には節が埋もれるくらいに茎をカットして調節してください。奥までしっかりと挿しこめば浮いてくることはありません。植える時にはお互いの葉がぶつからない程度に間隔をあけましょう。

茎が短く葉が上に向かって一か所から沢山出ている水草(ロゼット型)

水草の茎が短く植えにくいですが、根を掴んで植えこめばスムーズに植えることができます。ロゼット型は茎にダメージを与えてしまうと枯れる確率が上がってしまうので根を掴んで作業しましょう。
作業する時にはピンセットを使用して植えこみます。根が長い場合にはカットしても問題ないのでハサミで半分より短く一度カットします。また、植える前に気を付けたいのは、傷んでいる葉や茎を取り除くことです。水草に悪くなった部分が残ったまま植え込みをするとそこから水草が溶けてしまう場合があります。
茎を掴んで下に向かって挿しこむ植え方だとすぐに底砂から外れてしまうので、斜めに一度挿しこみ、挿しこんだまま更に反対に向かっても一度下に挿しこむようにするとしっかり植えることができます。植え込みのイメージとしては「くの字型」に挿しこむようにすると上手く植えられます。

巻き付けて固定させる水草(活着型)

活着型の水草は石や流木などに付着して成長していきます。根があるものと苔のタイプがいて、土に埋めることはできません。定着するまでに時間が掛かり、固定しておかないと水槽内で浮い漂ってしまうのでレイアウト上よくありません。活着させる場所を決めて縛って固定しましょう。

水草の育て方のコツが解れば熱帯魚も快適に!水草を元気に育てる方法

熱帯魚と相性のよい水草を育てるには、底砂を水槽内に敷きましょう。

底砂はバクテリアが住み着きやすく熱帯魚によい底砂を選ぶか、水草がよく育ちやすいソイルを使用するかのどちらかになりますが、ソイルもバクテリアが住み着生きやすい底砂なのでソイルをおすすめします。
ただし、栄養多可な状態になりやすいので水槽の立ち上げ当初は定期的に水替えを行う様にします。三分の一の水槽の水を抜き、カルキ抜きした新しい水を入れて水質を管理しましょう。

水草は酸素の他に二酸化炭素が無いと成長していけません。

二酸化炭素を取り込み酸素に変えるのが水草です。二酸化炭素がないと水草は最終的に枯れてしまいます。
水草のみを育てている場合には、二酸化炭素を水槽内に注入して成長を管理していますが、熱帯魚と一緒に育てる場合には、熱帯魚から二酸化炭素が放出されるので必要ないでしょう。お互いに持ちつもたれずの環境で水草も熱帯魚も元気に育っていきます。

植え込みできない水草は固定して沈める!景観を整えるためのアイテムを紹介

水草を何度植えこんでも浮いてきてしまう場合は沈んで定着するまでの間固定するための道具があるので使用してみましょう。また、浮かして使用する水草も沈めて使用することもできます。

  • 水草を沈めるための重り
    水草の葉や茎を傷つけないように巻き付ける重りを使用することで浮いてきてしまうこともなく使用できます。
    重りも巻き付けられるように柔らかいものを使用しているので好きな巻き方ができますし、重りの内側にはスポンジを使用しているので水草を傷つけません。
  • 水槽内のインテリアとしても使用できる重り
    水槽内に重りがあると景観が崩れてしまう場合もあります。重りも、鉢の形であれば水槽内にも自然で可愛らしい空間を作り出すことができます。
  • 水質も綺麗にしてくれる重り
    ろ過材を使用して水草を沈めることもできます。ろ過材には穴が空いているのでその中に水草を植え込んで使用する方法もあります。ろ材ですからバクテリアも住み着くことができ、長期にわたって使用することができますし、いくつも並べて置いておくと鉢のようでアクセントになり水槽内のお洒落な演出も役立ちます。