イモリ飼育ならテラリウムが最適。簡単な作り方と道具やレイアウト

爬虫類のイモリは水辺の生き物のイメージが強いですが、生体になると陸上で生活します。乾燥した砂などよりも苔の生えた場所で湿り気がある所を好むので飼育環境にテラリウムがとても適しています。自然に近い状態での飼育では飼育ケースのみでは見られないようなイモリの姿をみることができます。また、テラリウムは自分の好きな環境に作ることが出来るのでやりがいもあります。自分好みのテラリウムを是非作ってみて下さい。簡単な作り方とレイアウト例も紹介します。

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イモリの生態とテラリウムの関係性を知り最適な環境を作る

イモリの生態

イモリは両生類で、幼体のころは水の中で過ごします。飼育する際には水場が必要かどうか成体の様子で判断するとよいでしょう。わからない場合にはペットショップの店員さんに聞いてみるとよいでしょう。
冬場は温度が下がると冬眠します。

比較的低温を好み15度~20度の飼育環境が適温です。

冬眠させる場合には10度以下に室温を下げてあげると冬場はエサも必要なく飼育できます。

ただし、眠っているのに起こすなどの行為はしないようにしま、しょう。

テラリウムとの相性

テラリウムとは水槽内に土と植物を入れて育てていく環境のことをいい、その中にイモリを入れて飼育するのは非常に適しています。基本的には繁殖行動のために水場に入るだけで、それ以外は陸地での生活が中心となるためテラリウムの飼育環境との相性は良いです。

イモリは適した環境であれば20年も生きることができます。

したがって環境の維持が大切になってきます。テラリウムを作成していくうえで水槽内の水捌けや保湿などを考慮した作り方が必要になってきます。

イモリのテラリウム作成に必要な道具は!理想の構図の作り方

テラリウム作成に必要な道具

1.基本の道具

底に敷く砂やソイル、水捌けのよい軽石、土を坂にしたり山にしたりするために必要な造形用のケト土、壁面まで植物やコケを植えたい場合には吸水性抜群の植物を挿して使用するオアシスを用意するとよいでしょう。

オアシスはテラリウム専用のものなども販売しているのでお好みのものを購入してください。更に、植え付けに使用する苔やシダ類の植物と、レイアウトに使用する岩や流木なども用意します。

2.水捌けを重視した場合

水捌けを更によくする場合には赤玉土も追加します。軽石とネットを設置した後ソイルを上に敷いて完成させるのではなく、ソイルを敷く前に先に赤玉土を敷きその上からソイルを敷くことで水捌けをよくさせます。

テラリウムの構想

イモリを飼育するならば、イモリの隠れ家となる場所が必要になります。

このとき考えなしにテラリウムを作成してしまうと迷走して理想のテラリウムからかけ離れてたものが出来上がってしまいます。作成に入る前にしっかりと構図をイメージし、紙に書き起こしておきましょう。

理想の構図の作り方

  • 一番に必要になるのがイモリの巣穴です。巣穴の位置を決めて紙に書きましょう。
  • 使用する材料なども記載しておくと作業がスムーズになります。

側面にもコケを配置する場合には側面だけの構図と手前と合体させた構図を書き出しておくと立体的にイメージできます。

軽く構図を作ってからレイアウトに使用するアイテムを購入した方がイメージが付きやすく余計な買い物をせずに済みます。アイテムが多すぎるとテラリウムに一体感がなくバラバラな印象になってしまいます。

イモリの苔テラリウムの作り方!大事なのは「水捌け」コケをカビさせないコツ

水捌けのよいテラリウムを作るためには自分で水槽の底をメンテナンスできる仕組みを作っておくようにします。

水槽の底は土を掘り返さなくては見ることが出来ないですが事前にメンテナンス用の穴を作成しておくことで対処することができます。

筒状の煙突を水槽の底に設置してから土を盛っていけば最終的には土に埋もれてしまい穴だけが開いた状態になります。そこから汚れや溜まった水を吸い出すようにすれば底が水浸しになることもありません。

水槽を作っていきます

水槽側面を作る場合には最初に側面にオアシスなどを配置します。

その隙間に軽石を敷き詰め、園芸用の鉢底ネットを筒状にしたものを軽石の中に立てます。筒の中をのぞくと鉢底が見えるように配置しましょう。筒の中には何も入れません。

続いて、筒の大きさに合わせて切り取ったネットを水槽の底面一杯に敷きます。更にウールマットを敷き濾過を高めます。

上から赤玉土を入れたら壁面を作っていきます。

オアシスの上から造形用のケト土を盛りつけます。しっかりと固めるようにして盛り付け赤玉との境目が無くなるようにならしておきましょう。上から水槽用のソイルを敷き詰めたら土台は完成です。

土台ができたら流木やコケなどを植え付けていきましょう。

イモリの住処を作る事も忘れずに。イモりの住処は入り口に流木を置き、上からケト土を盛りつけるようにして作ると崩れにくくなります。上から植物やコケを植えて定着させると雰囲気が出ます。

植え付け後は土に定着していないのでイモリを入れると荒らされてしまいます。

そのまま1か月ほど管理して定着してからイモリを入れるようにして下さい。

メンテナンス用の穴はそのままにしておくと危険です。普段は上に蓋を作ってイモリが侵入できないように水場などを上に設置しておきましょう。

イモリは苔テラリウムの他にアクアテラリウムでも飼育できる! アクアテラリウムとは

アクアテラリウムとは

水と陸の両方を水槽内に作る事をアクアテラリウムと呼びます。水槽内に両方の環境をを作るので水と陸の両方で適応した生き物を飼ったり、どちらも必要な生き物が住みやすい環境を整えることができます。元々水の中で生活してたイモリですから。

幼体の状態から育てる場合や、繁殖させるときなどに適した環境がアクアテラリウムです。

テラリウムとアクアテラリウムの違い

テラリウムのテラは「陸」の意味を持ちます。ですからアクアテラリウムになると「アクア」も「テラ」も入っているので水槽内に両方の環境があることが名前でわかる様になっています。

水と陸の両方があればどんな形でも構いません。上部が陸地で下部が水という分け方もできますし、陸地多めで器で広めの水を池として活用する仕組みでもアクアテラリウムと呼ぶのです。

飼育者も飼育する生き物に合わせた環境を、自分の手入れしやすい工夫と織り交ぜて作り出しているのです。

イモリのアクアテラリウムの仕組みと作り方を簡単に解説

アクアテラリウムの仕組み

水場と陸地を簡単に作るには大きめの水槽があれば簡単に作ることができます。水槽内に別容器で水を入れたものを設置して後はテラリウムと同じ要領で土を入れれば出来上がりです。
水場をメインに作る場合には陸地を発泡などで作り、石などを貼り付けて沈め、その上から土を盛って陸地を作る方法もあります。

簡単なアクアテラリウムの作り方

陸地はテラリウムの作り方で説明しましたのでアレンジして作り上げ、一部を水場として作るのが簡単なアクアテラリウムの作り方です。
土と水を分ける為には発泡や仕切り、石など様々なものが必要になり、水が漏れないように加工もしなければなりません。

手軽に行う方法は、水替えが取り外して行える大きめの容器を水槽内に置くことです。透明のガラス容器や小型のキューブ用の水槽などを埋め込めるように作っておけば水を入れて設置するだけで簡単にテラリウムを作ることができます。