シュレーゲルアオガエルの飼育に適した環境や道具、飼育方法

シュレーゲルアオガエルは聞きなれない名前ですが、日本の田んぼなどでよく見掛けることができる日本在来のカエルです。北海道以外なら生息しているので一度は緑色の綺麗な体色をや夏場の水場などで可愛らしいコロコロという鳴き声を聞いたことがあるはずです。そんなシュレーゲルアオガエルの飼育方法や、飼育環境、捕まえ方などを紹介します。

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シュレーゲルアオガエルは身近なカエル!飼育前の基礎知識

シュレーゲルアオガエルの特徴

日本に生息する在来種で、アオガエルの仲間のカエルですが体長は4㎝から6㎝と小さめです。

体色は綺麗な緑色で、可愛らしく澄んだ「コロロロ、コロコロコロ」」という鳴き声で鳴きます。

水辺よりも木の上で生活したり、岩影などに隠れていることが多く、繁殖時期に水辺に集まる姿が見られます。

寿命は5年から7年程度で、成体になっても最初の年は繁殖行動を行えません。

繁殖能力は生まれた次の年までの間に備わるので繁殖させたい場合には注意が必要です。

シュレーゲルアオガエルの見た目

他のカエルとの見分け方は、似ている種類と見比べで見分ける方法がわかりやすいです。シュレーゲルアオガエルはアマガエルとモリガエルとの区別が難しいので、捕獲を考えている場合には事前に見た目を確認しておいた方がよいでしょう。

モリガエルの場合には背中に斑点模様が付いているのでわかりやすいです。アマガエルは目の所にラインが入っているので見比べるなら目付近をよく観察するようにして下さい。

シュレーゲルアオガエルの卵

シュレーゲルアオガエルの産卵方法は泡の中に卵を産みつける方法です。土の中や田んぼの縁などに産卵します。泡の中で生まれしばらくの間育ち、タイミングよく雨で水中にたどり着くことが出来れば更に大きく育っていきます。

しかし、卵を包む泡はきめ細かく、水によって溶けやすいので育ち切らない状態で水中に流れ出てしまうと卵もおたまじゃくしも全滅してしまう場合があります。

シュレーゲルアオガエルの飼育に必要な環境を整えよう

必要な環境

シュレーゲルアオガエルは木の上に登ったり、石の上で過ごしたりするので飼育する場合にも同じように木や植物を設置し、石も置いてあげましょう。
水場を設置することで体の渇きを防ぐことができます。

また、太陽光が直接飼育する水槽に当たらないようにしてください。閉め切ったケージ内は温度が上がりやすく、蒸発した水蒸気も逃げ場がありません。サウナのような状態になってしまうと生きていけませんので適度に光が当たる程度の場所に水槽を設置しましょう。

冬場の飼育環境

気温が低くなると冬眠してしまいますが、冬眠は飼育管理が難しいので初心者には向きません。温度が低くなり始める時期からはヒーターを使用するようにして冬眠させずに飼育させるのがよいでしょう。

自然に近い環境「テラリウム」

飼育環境を自然に近い形にしたいのであればテラリウムがおすすめです。木を登ったりする習性があるシュレーゲルアオガエルなら、レイアウトとして植物や小さな木を鉢ごと設置したり、流木を置いてみたりするとより自然に近い環境を再現できます。

テラリウムを詳しく調べると素晴らしい作品を沢山見かけますが、シュレーゲルアオガエルが好む環境が作れればそれでよいので気負わず、簡単なレイアウトから始めてみるようにしましょう。

飼育に必要な道具を揃える!シュレーゲルアオガエルが快適に過ごせるようにするには

1.水槽やケージ

カエルは飛び跳ねたり木や植物の上に登ったりするために脱走の危険があります。蓋つきの水槽やケージを選ぶようにしましょう。また、登れる高さのものを設置するならば背の高い水槽やケージが必要になります。

2.床材

カエルの飼育で大事なことの一つに湿度があります。湿度が低くカラカラの状態ではカエルは生きて行けません。湿度が保てるように床に敷く床材にも気を配りましょう。爬虫類用の飼育床材のチップなら水分を含みやすく湿度を保ちやすいのでおすすめです。

しかし、一緒にヒーターを設置している場合には床材が乾きやすいので小まめに霧吹きをして水分を含ませてあげるようにしてください。

3.ヒーター

冬場に必要で、設定温度は20度から25度くらいがよいでしょうお住いの地域が通年通して温かい場合には設定温度を高めに、そうでない場合には中間あたりの温度が丁度よいです。

4.水場

湿度が足りない時の緊急の避難所や水を飲む場合になどに使用します。一日一回必ず水替えを行い、水場に入れる水はカルキ抜きした水を入れるようにしてください。小さな生き物にとって塩素は影響を受けやすい物質です。必ず取り除いてあげましょう。

5.流木や植物

流木などは苔があれば巻き付けて設置し、植物などは鉢に入れた状態での設置が移動や管理が楽なのでおすすめです。

植物はガジュマルやポトスなど直射日光を必要としなくても育てられる植物を設置するのがおすすめです。

シュレーゲルアオガエルを飼育してみる!飼育成功のコツ

1.ケージに床材を設置し、植物の鉢を埋まるくらいに設置しましょう

設置が完了したら、縦に向かって斜めに流木を配置して水場と石などをバランスよく設置します。最後にヒーターを設置して霧吹きを掛けて湿度を保つようにしましょう。

2.シュレーゲルアオガエルをゲージに入れたら、2日に1回程度霧吹きで水を吹きかけましょう

乾燥状態をみて霧吹きが足りないようなら1日1回に変更するなど調整が必要です。水はカルキ抜きした水か、寝る前に汲んでおいた水を翌日与えるようにしましょう。エサは1日1回で生餌かピンセットで与えます。動かない虫などの場合は目の前で動かして食いつかせるようにして与えましょう。

3.ケージのメンテナンスも飼育には欠かせません

1週間に一度ケージ内の掃除を行いましょう。床材は1か月に1度交換で良いので一度ケージの外に出して余分な汚れを落とした後元に戻します。植物などは一度ケージから出し土部分に溜まっているフンなどを落とすようにして下さい。葉や、茎が汚れている場合には水を掛けて優しく洗っておくと枯れずに育っていきます。ケージも水洗いを行い清潔な状態にして飼育をしていきましょう。

エサの種類

生餌が一般的で、シュレーゲルアオガエルは体長が小さい事から大き目の昆虫は食べられません。ですから、コオロギやレッドローチなどの小さな虫を与えるようにしてください。また、栄養面の補給にはカルシム剤がおすすめです。

両生類用も販売されているので試してみて下さい

与える時は、生餌に振りかけてから与えるとよいです。カルシム剤はエサの度に使用せず、3日に1回程度の使用頻度でよいでしょう。

エサは毎日必要ですから可能であれば自宅で繁殖させてみると経済的に安く済みます。しかし、逃げ出さないようにしっかり管理する必要があるでしょう。

餌付け

小さな餌場を用意して餌を入れて置くようにすれば寄ってきて食べるようになります。基本的に自分のタイミングで取って食べるのでピンセットでの餌付けを嫌う場合があります。飼育環境に慣れてきたら挑戦してみるとよいでしょう。

シュレーゲルアオガエルを捕まえる!捕まえる他の入手方法も紹介

捕まえ方

シュレーゲルアオガエルは普段は水場よりも岩陰や土の中などに潜んでいるので捕獲したい場合にはむやみに探し回るのではなく、鳴き声を頼りにして探すのがよいでしょう。ただし、音をたてると鳴くのを止めてしまうので静かに近寄るのがコツです。また、岩場などなら網が入らない場合もあります。金魚の飼育などで使う小さなすくい網なども用意しておくと捕獲の確率が高まります。

時期を選んでシュレーゲルアオガエルを捕獲する場合には、繁殖期がおすすめです。繁殖期にはメスもオスも水辺に集まるので捕まえやすいです。

卵を入手する方法

繁殖期の4月から8月ならペアのシュレーゲルアオガエルを捕まえることができます。ペアに卵を産んでもらい、親は元居た場所に返し、卵だけを飼育することができます。
また、繁殖期の田んぼや沼地の近くを探すと泡に包まれた卵を見つけることができます。崩さないように掬い取ればそのまま家で飼育することができます。

ペットショップで購入する

身近にシュレーゲルアオガエルがいない場合にはペットショップやインターネットで購入する方法を取るとよいでしょう。値段はかかりますが、管理された綺麗な状態のシュレーゲルアオガエルを手に入れることができます。