初心者でも飼育しやすいカニの種類、飼育方法や環境、餌の与え方

カニの飼育行う場合に気になるのがカニの餌です。なんでも食べるイメージが強いカニですが、長期飼育を行なう場合には栄養のある餌を食べさせて長生きさせてあげましょう。カニが喜ぶ餌の種類と、飼育方法、カニが隠れやすいレイアウトの作り方や最適な飼育環境について解説します。また、初心者でも飼育しやすいカニの種類も合わせて参考にしてみてくだいね。

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初心者でも飼育できるカニの種類!おすすめの淡水カニを紹介

淡水と海水の飼育の違い

カニには淡水で生きるカニと、海水で生活するカニ、そしてその中間の海水と淡水が混じった水で生活する汽水カニがいます。

生き物の飼育が初めての場合は、海水を作ったり、汽水を作る作業経験もなく難しく感じる場合があるでしょう。
飼育に必要な道具自体は変わりありませんが、飼育する水が違い、海水を作る場合には塩分濃度などの調整が必要になります。

いきなり塩分の調整などから始めるよりは、淡水で飼育できるカニを選んで飼育経験を積んでいく方法が安定した飼育につながります。

おすすめの淡水カニの種類

1.サワガニ

水中でも砂地でも生息することができます。体長は7㎝程度で、甲羅だけで3㎝ほどになります。綺麗な川にすんでるので飼育する場合には水質を維持できる環境下で飼育していきましょう。

寿命は環境が整っていれば最長で10年程度生きてくれます。平均だと4年から5年程度とされています。

2.ドワーフクラブ

主に砂地で生息するカニで体長は1㎝から2㎝程度です。カラフルな個体が多く、個性的な姿が人気でもあります。体が小さなドワーフクラブですが、餌はとても沢山食べます。その分水槽が汚れやすいので水替えを頻繁に行いましょう。

3.レッドアップルクラブ

体長3.5㎝前後で、林やマングローブなどで生息しています。オレンジ色の体色が特徴で、「ハマベンケイガニ」とも呼ばれています。寿命は3年から5年程度で汽水飼育が向いていますが淡水でも飼育することができます。

カニに最適な飼育環境は!水温や水質、隠れ場所などを細かく学ぶ

飼育に最適な水温

カニの飼育をする時には、温度が引くならないように15度以上で管理するようにします。

15度を下回るとカニの活動が鈍くなってしまいます。水温が15度を下回るようになる冬場などはヒーターを設置して温度管理を行いましょう。また、カニが耐えられる最高温度は28度程度までです。特に直射日光に弱いので水槽の設置場所は日陰や水温が急激に上がったりしない場所に設置することをおすすめします。急激な温度変化が起こると体が着いていかずカニに負担がかかってしまいます。

一年を通して26度前後に設定しておくと安心ですが、カニの種類によっては低温を好む場合もありますので、購入するペットショップやアクアリウムショップで水温の確認を行いましょう。

飼育に最適な水質

カニは弱アルカリ性から中性の水質を好みます。

弱アルカリ性に傾ける為には、砂利や石、や岩などをレイアウトに使用するとカルシウムが水に溶け出し弱アルカリ性になっていきます。また、水草と一緒に飼育を考えている場合には、弱アルカリ性でも育てられるロタラ系の水草や、アヌビアスナナを植えると枯らさないで済みます。

ほとんどの水草は弱酸性を好むので正反対の水質だと上手く育てることができないのです。

必要な隠れ場所

カニは憶病な性格であるために隠れ場所が必要です。

岩や砂、流木の下などに隙間を作り身を隠しますので水槽立ち上げ時に必ず隠れ場所を作りましょう。
大きな岩を置いたり、流木を重ねて隙間を作ったりするとよいですよ。

また、水槽に流木を立てかけて、歩ける場所と隠れ場所を行き来できるようにするとカニも動きも観察できます。

カニが好む餌は!食べやすい餌を直接手から与えてみよう

人工餌

カニは何でも食べます。

硬い甲羅があるのでカルシウムの摂取が必要となりますので基本的には同じ甲殻類であるザリガニの餌などが向いています。

市販のものを探してみるとカニの餌も人工餌で見かけます。沈下性の餌で、水を汚さないように善玉菌を配合しているものもあるので使用してみるとよいでしょう。

冷凍餌

生餌を冷凍したものも好んで食べます。特にイトミミズや赤虫がすきなので少量ずつ栄養補給のために与えてみましょう。
毎日与えると水質がすぐに悪化してしまうので、水槽掃除の前の日に与えたり、週に1回と決めて汚れを早めない工夫をおこないましょう。

その他の餌

煮干しや、鰹節、クリル、ウィローモスなども食べます。慣れてくれば手で渡すと食べてくれることもあるので渡しやすい煮干しやクリルなどをカニの前に出してみましょう。

食べきれるサイズに小さくして与えたり、食べ残したらそのままにしておかず回収して汚れが広がらないようにしましょう。

初心者のカニの飼育方法!水槽の設置の仕方と餌の与え方

水槽立ち上げ方法と注意点

1.淡水カニを飼育する場合には、砂をメインしたら水槽作りを行わなくてはなりません。

陸移動が多いのに水場ばかりだと活動範囲が限定されてしまうので、数匹一緒に飼育する場合には場所取りのケンカが起こってしまいます。

2.カニだけを飼育する場合には砂利を敷き、端の方に水場を作り斜めに砂利を配置して陸地と分けるようにしましょう。

陸地を多めにするのがコツです。水替えを行うときには砂利部分に水を流し汚れを底まで流してから砂利が低くなった場所から吸い出すようにするとカニのフンの汚れが綺麗に落とせます。

3.蓋は必ず設置しましょう。カニは流木を伝って脱走する場合があります。

隙間の空いている蓋は避けて重みのある脱走不可能な蓋をしておきましょう。

カニの飼育方法

陸地が多い場合の水槽は水が少なく汚れがわかりにくですが、水替えは一週間から二週間に一回程度行いましょう。サワガニの飼育で水を多めに入れている場合にはろ過装置を設置したり、半分だけ水を換えるなどしてバクテリアを残しておくような水替え方法をおすすまします。

水替えを行う時は、カルキ抜きした水で砂利を洗ったり、注ぐ水も温度調節をしたカルキ抜き水を使用するようにします。

餌の与える量

餌は一日一回程度で、少量ずつ与えて様子をみましょう。大量に与えてしまい残す場合には必ず食べ残しは回収してください。
陸地をメインに生活するカニを飼育する場合には餌場の設置も必要になります。

カニの餌場は汚れない位置に設置!カニ水槽のレイアウト例

陸をメインとするカニの場合はエサも陸地で食べます。そのまま餌を置いておくよりは餌場を設置して汚れを軽減させる方が掃除のときも楽になります。

カニ水槽のレイアウト

砂を設置します。右側に水場を設ける為に砂利を避けて水が溜まるようにします。左に向かてなだらかに傾斜を付けて敷き、中心あたりから平らに敷き詰めていきます。隠れ家を作るために大き目の岩を設置します。岩は大きめの物や平たい物などを使用して、カニが入り込めるスペースを作りましょう。何個か積み重ねてみても隙間ができてよいですね。小さい石を下に置き、上から大きな石を置くと隙間を作りやすくなります。

横からのぞき込んでカニが隠れられるスペースがあるか確認しておきましょう。
一緒に植物も配置しましょう。湿気や日陰でも育つ苔やシダ植物を設置してあげると雰囲気もでますし、カニも落ち着きます。