水槽は見ていると癒され心の疲れも取れていきますが、一方で気になるのはポンプの騒音です。振動音がうるさいと感じたり、水の流れる音が気になったりと癒しの対象はストレスの対象となってしまう場合も多くあります。ポンプや水の騒音の発生原因と音を抑える対策方法を紹介します。騒音を我慢しないで、すぐに対策を実践し静かな水槽環境を手に入れましょう。
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水槽のポンプ音がうるさい!騒音の原因を自分の水槽と比べてみよう
ポンプの騒音の原因
エアーポンプには音の発生源が2か所存在しています。
大まかに、本体から発生する音と、振動して設置面に当たった衝撃音に分かれます。
本体から発生する場合には空気を送り込む動作からどうしても揺れが発生してしまいます。この場合には振動して初めて空気を送り込むことができるので抑えることはできません。コンセントを抜いて初めて音を抑える事ができるでしょう。
オバーフローによる騒音が原因
オバーフロー水槽の場合は汲み上げポンプが水槽の下に設置されていてその作動音が大きく音が気になる場合や、組み上げた水が水槽に入る音が大きくて気になる場合もあります。
1つがポンプによる振動音、もう1つが水がろ過水槽に落ちる際に発生する音となります。
ろ過装置の故障音が原因
ポンプ以外にも水槽内にはろ過装置が設置されています。
特に水槽の外に設置する大型のろ過装置は故障すると大きな音を発生させる場合があります。モーターに空気が入り込んだ場合にも音が発生します。入り込んだ時の音も大きいですが、排出されるときの音も大きく、頻繁に起こる場合には故障の場合があります。
水槽のポンプ音がうるさい時の対処方法を紹介!実践してストレスを解消
ポンプの騒音の対処方法
防音マットやスポンジ、衝撃吸収マットを選んで置いてみるとよいでしょう。振動しすぎてその場に留まっていれないようなポンプの場合には耐震用のゲルなどを使用すると振動も動きも抑えることができます。衝撃吸収マットや防音マットはホームセンターで購入することができ、耐震用のゲルなどは100均でも購入可能です。
オバーフローによる騒音対策
オバーフロー水槽の汲み上げポンプの振動が原因の場合には設置している台に防音や耐震シートを敷いたり、開閉式のドア付きの場合には内部に防音シートを全て貼り付けることで音の発生を抑えることができます。防音シートもホームセンターやネットでも購入することができます。
水の音が気になる場合の対処方法
振動音の他に水が落ちる音が気になる場合には、排水場所を調整する必要があります。
水が落ちてから下につくまでの距離が長ければその分勢いもあり音も発生しやすくなります。
また、排水される勢い自体を緩めたり、直接水面に当てないで一度水槽のガラス面に当ててから水槽内に水を流し入れるなどすると音を抑えることができます。
それでも水槽のから音がするときは…うるさい原因を調査して探り当てる
ポンプ以外も音がする
音の出所がポンプ以外の場合、どこから音が鳴っているかを探り当てる必要があります。部屋がシーンとしている時、夜間など音が特に気になる時にじっくり音の出所をたどってみるとよいでしょう。
コンセントを抜いて探る
音がするものの発生源は必ず動いている機械からです。元をたどれば必ずどこかの稼働器具からなのでコンセントを一つずつ抜いてどの機器を抜いたときに音がしなくなったのかを探してみましょう。
振動を手で探る
振動音ならば手を当てると発生源を特定できる可能性があります。例えば、水槽内から発生しているならば水槽に手を当てれば振動を感じることができます。音が小さくても振動で場所を探す事ができるれば原因を取り除くことができます。
水槽ポンプから音がしない場合はその他の機器の可能性もある
水槽器具の相乗効果
小さな振動でも物を伝って大きな音を発生させる場合があります。例えば、ポンプは水中で振動していますが、この振動がポンプを固定している固定道具から水槽のガラス面に振動を伝え、その振動はそのまま水槽を乗せ居ている台に移っていきます。
音は発生場所でシャットダウン
小さな振動でも相乗効果によって音が大きく響くこともあるので音の出所を探るのはとても大切なでもあります。
音の発生自体を止めればよいので、水槽内の固定器具とポンプの間にスポンジを設置して音の発生を防ぐようにして、音の最初の発生場所で伝わりをストップさせそれ以上広げないようにしましょう。
水槽のポンプや機器がうるさいときは…我慢しないで静かなものに変えよう
ポンプを取り換えないで対策をしてみてもよい結果が出ない時は思い切ってポンプを取り換えてみましょう。ポンプを作成している会社も日々音が発生しないポンプの商品開発を進めています。古いタイプのポンプを使用しているならばもっと音が静かなものが発売されています。