飼育水槽で水耕栽培「植物、野菜栽培が可能」水質浄化効果もあり

水槽飼育を行なっていると悩まされるのが栄養多可な水質と、苔の発生です。これらは、水替えを定期的に行うことによって解消されますが、一緒に植物を栽培することで栄養多可状態を解消することができます。水槽内での植物の育て方や、水耕栽培の道具の設置方法、フィルターを使った使用例なども紹介します。植物を育てて水槽内の水質も浄化できる一石二鳥なシステムを取り入れてみましょう。

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水槽で植物や野菜栽培を行う!新しい飼育法「アクアポニックス」驚きの水質浄化効果を紹介

アクアポニックスの仕組み

アクアポニックスは海外では古くから活用されてきた農業の方法で、魚を飼育し、その魚が生活している水を作物を育てる水に活用する方法で、水耕栽培で使用する肥料を魚のフンや生活して発生した有害物質に置き換えて作物を育てていきます。

水で生きていく上では有害なリンや硝酸塩も植物にとっては成長に必要な栄養素なので、お互いが良い効果をもたらす仕組みがアクアポニックスとなります。

水槽の水で作物を育てる

水槽の水って汚くないのかと不安になるかもしれませんが、水槽内にはバクテリアが存在していて水槽内の汚れを常に分解してくれています。

水槽内にフンとして残っていても作物に直接付着する事や、フンそのもののを栄養としている訳ではなく、細かく分解して作物や植物の成長に必要な栄養素のみを水槽の水から取り入れているだけなので汚いことは一切ありません。

それどころが、栄養豊富で土で栽培するよりも大きく育ちますし、外気に触れることもありませんので虫が付くこともなく安心して育てることができます。

水槽でできる水耕栽培に適した植物を紹介!植物以外に野菜も作れる

水耕栽培に適した植物

水に浸かっていても育っていける植物が水耕栽培に適しています。また、100円ショップなどで手軽に手に入る植物から栽培を行っていけば失敗してしまっても経済的に打撃を受けずに済みますので、まずは手に入りやすい植物で試してみるとよいでしょう。

  • ガジュマルやクワズイモは100円ショップで手に入りやすく、水耕栽培にも適しています。
  • アイビーやポトスはツルが伸びて成長していく植物です。水に漬けておくだけで根が生え、土が無くても育てていくことができます。また、成長期の夏場などなら根も出しやすく失敗も少なく育てやすい植物です。

水耕栽培に適した野菜

水槽内に設置する植物なので基本的に根野菜は栽培する事はできません。葉野菜や土が少なくても育っていける野菜がおすすめです。

1.ミニトマト

水耕栽培で十分育てていける野菜で、栄養豊富な水槽の水で育てると食べきれないほど実をつけてくれるようになります。また、家の中で育てるので年中温かく通年通して育てていくことができます。

2.リーフレタス

早く育ちすぐに収穫できます。畑で育てると害虫が付きやすいですが、室内で育てることができるので収穫してすぐ食卓に出すこともできておすすめです。

小さなお子さんがいる場合などは収穫のお手伝いをお願いしたりと、食育としての勉強にもなります。

3.かいわれ大根

すぐに収穫できるので、何度も底に敷くウールを交換しながら育てていくことができ、衛生面も保ちながら栽培することができます。

水槽の水なら肥料液いらず!水槽で行う植物栽培に必要な道具を紹介

1.水槽と生き物

水耕栽培に必要なものは、栄養豊富な水を作り出してくれる生き物と、それを飼育するために必要な水槽です。

生き物を先に飼育していて安定している水槽ならば水耕栽培が行いやすくなります。
水槽の大きさは生き物の大きさによりますが、45㎝から60㎝ほどの大きさがあれば安定した水槽飼育が行えます。

飼育する生き物はメダカから金魚、熱帯魚までどんな生き物でも飼育することができます。ただし、熱帯魚などは水温が低いと飼育できない種類もいますので注意が必要です。

2.生き物を飼育する為の道具

大前提に生き物を飼育する水槽設備を整える必要があります。水槽飼育を行なうためには、ろ過装置やライト、ヒーターが必要となります。
また、水槽内の環境を安定させるために底砂や水草などの設置も必要となります。

水耕栽培で余分な養分を吸収してくれるといっても、生き物を飼育できる基盤が出来上がっていないと水耕栽培も成り立ちません。まずは安定して生き物が飼育できる環境を作るようにしてください。

3.水耕栽培に必要な道具

水耕栽培用の水槽又は容器を用意しましょう。水槽に引っかけられるものや、吸盤を付けて設置するものなどもあります。
水槽を重ねることができるレールを購入すれば水耕栽培用の水槽が落ちる心配もないのでおすすめです。

水耕栽培には土も必要となりますが、普通の土を使用すると水流に流されて結局水槽内に流れ落ち積もってしまい、水槽内に悪影響を及ぼしてしまいます。流れていかないように土は使わず、多孔性があり空気や水分を含みやすい人工の石のハイドロボールをを使用するようにしましょう。

水槽に植物の栽培スペースを自分で作る方法!簡単設備で気軽に行う

  1. 一番手軽に行える設置方法は2段式のオーバーフロー水槽とポンプのセットを購入し設置する方法です。水耕栽培用として使用できるように加工されれているものなので自分で加工する手間も必要なく、水槽の上に設置してポンプの水を行き来させることができるのでおすすめです。
  2. オーバーフロー用水槽のポンプ等を組み立て、自分の水槽に設置していきます。ポンプと排水を設置し、最後に水耕栽培用の土を入れて排水口から砂がこぼれ落ちないように量を調整しましょう。
  3. 水量が多めの場合にはハイドロボールが流れ落ちてしまう場合があります。そのままにしておかず水を分散して排出できるように塩ビパイプを足して穴を空けて流すなどの工夫を行いましょう。
  4. 安定して水が循環するようになれば植物が育っていくまで見守るだけです。植物が育つには光が必要になるのでオーバーフロー水槽の上に必ずライトを設置するようにしましょう。

水槽用フィルターを使って植物や野菜を栽培!水槽ろ過率が更に向上

外掛けフィルターを使う

外掛け式フィルターには少量のスペースがあり、隙間にハイドロボールを敷き詰め植物を植えて使用します。付属しているろ過に必要な活性炭やろ過フィルターは使用せず、底にネットに入れたろ過材を入れて、植物を入れ、ハイドロボールのみを入れてろ過していきます。

ハイドロボールを入れすぎると浮いてきてそのまま水槽内に入ってしまうので少量にしておきましょう

上部式フィルターを使う

上部式はウールマットを取り外すか、中央だけに使用し、端部分にハイドロボールを敷いて植物を植えたり、ろ材を入れた後浅い鉢などを設置して水が通るように穴を空けて使用するとよいでしょう