水草や生き物に水カビが!寄生する水カビを撃退する方法

ふわふわと漂う水カビそのうち水槽内の他のものにも生え出し、どんどん勢力を増していってしまいます。
手に負えなくなる前に早めに対策を立てましょう。水カビは放っておくと生き物にも寄生してしまいます。水草や流木はもちろん一緒に飼っている魚にまで!そんな恐ろしいことになる前にカビの発生原因を突き止めそして除去しましょう。
すぐに対処できるように水カビの発生原因から除去方法までご紹介します。

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水カビと白カビどちらも同じ種類!発生原因を解説

水中に発生するカビは水カビや白カビと呼ばれ、どちらも同じものです。

水カビ(白カビ)の潜む場所

自然界のどこにでもいるのと変わらず水中でも同じようにどこにでも潜んでいます。爆発的に増えなければ、水の中に潜んでいても問題はありません。
ただし、水カビが増殖してしまえる環境になった場合には水質に問題が生じている証拠です。一つのコロニー(水カビが白いふわとふわとしている状態)が発見された場合には早急に対処しなければなりません。

水カビ(白カビ)の発生原因

  1. 水カビの発生場所
    水カビ菌は常に水の中に住み着いています。水質が悪化することによってその水カビ菌が増殖し、成長しやすい場所に集まりコロニーを形成するのです。
    付着しやすい場所は「餌の食べ残し」、「水草や生き物の死骸」、「フン」で、バクテリアが分解できずにそのまま放置されてしまっているものです。
  2. 水質悪化
    バクテリアが分解できない量の餌や枯れた水草、死骸やフンがある場合には徐々に水に溶け出し急激に水質が悪化します。濾過機能も上手に働いていない場合には更に水質は悪化、水カビの栄養となる養分が水に溶けだしているので水カビはどんどん成長していきます。
  3. 停滞した水
    水流が発生していない水槽ではいつまでもエサの塊がその場にあったりと停滞してしまいます。
    汚れが積もった場所や流れがないような場所ではカビが生えやすいのです。
    私たちが生活している場所でも空気の流れのない場所にはカビが変えやすいのと一緒で、水中でも水の流れが無い場所はカビが生えやすいのです。

水カビの除去方法!水草や流木にも付着する厄介者をやっつける

水槽内の水カビの除去方法

水カビは比較的取り除きにくい場所に発生しています。
餌の残りなどから水カビが生えている場合にはピンセットでつまんで取り除いたり。水槽内で使用できる長めのスポイトがある場合には使用して取り除くとよいでしょう。
網も水面等では使用可能ですが、水草なども一緒に植えている場合には使用しにくいので注意しましょう。無理に網を入れると水草を傷つけてしまう可能性もあります。

水草についた水カビの除去方法

水草に水カビが付いてしまった場合には、水槽内から取り出すのが最善策です。そのまま水槽内で作業しようとすると水カビが散らばりまた水槽内を漂いだす恐れがあります。一旦バケツに取り出してから水カビを除去しましょう。
水草の歯の部分についている場合には付着部分をハサミで切り落とすようにしてください。
水草全体がカビに覆われてしまっている状況なら再度水槽に戻すことはできません。残念ですがそのまま捨てましょう。

流木についた水カビの除去方法

流木に水カビがついてしまっている場合も水槽から取り出しましょう。

水槽内で一番カビが発生しやすいのが流木です。流木は生きていない木です。つまり徐々にではありますが腐敗していっている状態です。ですからカビ菌も一番付着しやすくなります。
流木についた水カビを除去するためには、カビの付いた部分を歯ブラシやタワシで擦り落とし、最後に煮沸消毒するのが効果的です。

大きい鍋でしっかりと煮沸し、数日間水に漬けて様子をみましょう。
カルキ抜きしない水に漬けておくことで消毒の役割をはたします。水は毎日変えて、カビが発生していないことを確認出来たら水槽に戻し様子を見ましょう。

水カビが生き物に寄生する水カビ病!対処方法を紹介

水カビ病とは

魚などに水カビが付着してしまうのが水カビ病です。放っておっくと徐々にカビが広がってしまいます。
主に弱った個体が水カビ病になりやすく、個体の体の表面やヒレに発生しやすくなっています。また、体に傷がある個体も傷口から水カビに寄生されてしまうので注意が必要です。

水カビ病になってしまった時の対処方法

  1. 薬浴させる
    薬浴させるときは個体を別の水槽に移しましょう。この時、大きめの水槽であったり、水草が沢山生えている水槽の場合には個体が影に隠れてしまいうまく網ですくえないことがあります。長期戦になると個体の体力が弱りよくありません。すくえない場合には水槽ごと薬浴させるようにします。
    数種類を一緒に飼育している場合には、薬浴に弱い種類などには使用できません。弱っている個体ではなく元気な個体を隔離してから薬浴してください。
  2. カビの繁殖を抑える
    水カビは低温で活発に成長していきます。水温を20度以上にすると活動を抑えることができるので少しの水カビなら水温の調節で様子をみることもできます。
  3. ピンセットで除去する
    素早く動き回らない個体の場合にはピンセットを使って水カビを取るのも効果的です。ですが、多くの個体は素早く動くため作業としては難しいでしょう。
    ピンセットでの除去は無理に行うと個体へ傷をつけてしまうため行うときは注意して行う必要があります。

水草や流木についた小さな水カビは水生生物に食べてもらって除去する

水カビは人間の手入れがしにくい場所に発生することが多く、そのような場所に手が届く存在はとてもありがたく、頼もしい存在です。

見えない位置の掃除をお任せするためにも、エビを一緒に飼育しましょう。

エビの数を増やしたい場合は繁殖するミナミヌマエビを防カビ対策に飼育し、繁殖させず防カビ対策する場合にはヤマトヌマエビを飼育してみましょう。
エサの食べ残しからの水カビ防止をする場合にはチェリーシュリンプでも問題ありません。水カビは食べませんが水カビに発展するエサ残りの対策には十分役立ちます。

水カビが発生した水槽内の水草や流木は一度リセットすることも大事

  • 水槽をリセットする
    水カビが発生した場合まずやって欲しいのは水カビの除去です。浮いている水カビや付着している部分を取り除くことが先決です。次に水替えを行うこと、これは水質悪化が原因である可能性が高い場合に行います。全て水替えするとバクテリアがいなくなってしまうため三分の一分の水は水槽に戻すようにすると水質が安定します。
    しかし、エサが溜まっていたり、カビが浮いていて使用できないようであれば全て水槽をリセットする必要があります。
    もちろん、水草や流木などもリセットする必要があるでしょう。
    流木は煮沸をしっかり行えば再度使用することもできますが流木自体の問題で水カビが再発する恐れもあります。
  • リセット後のデメリット…カビの再発
    カビが再発しやすい水槽アイテムの中に流木があります。流木は「生きていない木」です。よって一番カビが付着しやすく、販売される段階でしっかり乾いていない場合もあります。しっかり乾いていない流木をまた水槽に入れればカビの再発は目に見えています。
    また、バクテリアが定着していない水槽内も分解する力が弱く水カビが発生しやすくなってしまいます。
    しかし、水槽が安定してくれば自然と水カビも水槽から消えていくので諦めずにメンテナンスを行いましょう。