オトシンクルスの種類や飼い方まとめ。コケ対策後の餌や注意点も

コケ対策にとても重宝するオトシンクルスですが、長期飼育を実現させている人は少ないです。コケを食べてくれる魚ですが、コケを食べつくした後の餌付けに苦労する場合が多いのです。

そんなオトシンクルスの飼い方やコケ以外の餌の与え方、栄養のある餌の種類などを紹介します。餌を食べてくれるようになるまで根気よく餌付けを行って長期飼育を目指しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

水槽の掃除屋さん、淡水で飼育できる貝7種の特徴と飼育方法を紹介

水槽の汚れを食べて掃除してくれるアクアリムになくてはならない存在の貝。苔を食べてくれたり、餌の残...

育てやすいオススメの金魚を紹介!金魚の飼育方法と特徴も解説

飼育するな長生きしてほしい!強くて育てやすい金魚なら長く飼育することができます。また、色合いや形など...

個性的な姿で人気の「クーリーローチ」初心者でも簡単に飼育可能

ニョロッとした体のクーリーローチ。個性的で愛嬌たっぷりな熱帯魚です。クーリーローチは丈夫なため初心者...

金魚のヒレがボロボロ、「尾ぐされ病」の原因と症状、治療方法

可愛がっている金魚のヒレが気が付くとボロボロに!その症状は尾ぐされ病です。放っておくと症状が広が...

らんちゅうが浮く病気「転覆病」の原因 症状は浮く、沈む2種類

らんちゅうが水槽の上に浮いてきたり、底に沈んで動かなくなっている急な症状でどうしたらよいか焦って...

初心者でも飼育し易い「プラティ」の飼い方。種類、繁殖、混泳相手

プラティは初心者でも飼育しやすい熱帯魚です。丈夫で水質変化にも影響を受けにくく種類も豊富なので初...

初心者向きのベタの飼い方 ビン飼育と水槽飼育のポイントを解説

ベタはよくペットショップなどでビンで飼育されている場合が多い魚です。ビンで売られているのにはベタの特...

カージナルテトラとネオンテトラの違い。特徴が解れば見分けも可能

熱帯魚であるカージナルテトラとネオンテトラは姿がそっくりなことから見分けずらい魚です。しかし、お互い...

丈夫なアカヒレでボトルアクアに挑戦 作り方、仕組み、その他生体

ボトルアクアはビンの中で生き物を飼育する新たな方法で人気があります。生き物の中でもアカヒレは環境の変...

熱帯魚の水換えのタイミングと簡単にできるコツ、使用する道具も

きれいな熱帯魚をいつまでも楽しみたい。そんな時は水換えをしっかりと行うことが大切です。ついつい面倒で...

金魚の目の病気。目が出る病ポップアイとガス病、白濁の症状を解説

金魚の目が出る病気にはポップアイやガス病などがあります。多くはポップアイだと思われていますが、ガス病...

金魚に白い斑点が発生 「白点病」の原因と対処方法、治療の仕方

金魚をよく見てみるとなんだか白い斑点が...。初めは少量出ていただけなのに気が付くと全身に広がっ...

金魚のお腹に異変が!なぜ膨らんでしまうのか。大きいお腹の原因

大切に飼っていた金魚。ある日お腹が大きいことに気が付きどうしたものかと思っていたらどんどん大きくなっ...

金魚が卵を産んだらすべきこと 孵化のさせ方、稚魚の飼育、注意点

金魚は条件が揃えば産卵時期になると卵を産みます。卵を産んだ時の対処方法や、卵の孵化のさせ方、生ま...

金魚と混泳が可能なエビの種類 混泳時の注意点と相性のまとめ

金魚とエビを混泳させるには注意点がいくつかあります。雑食性の金魚は口に入る物はなんでも食べてしまうの...

スポンサーリンク

オトシンクルスはコケ対策に優良な存在!特徴を知って飼育に役立てる

オトシンクルスの体長

オトシンクルスは小型種が多く、ほどんどが体長4、5㎝程度です。大きくなる種類で10㎝まで大きくなる可能性がありますが7㎝程度が主流です。

好みの環境

熱帯地域に住んでいますが比較的低温でも飼育が可能な種類でが全体的に15度以下の水温での飼育は魚の負担になります。水温の確認を行いながら飼育しましょう。
また、水の流れも種類によって好みが異なり、水流が強い方がよい種類を飼育する場合には混泳に気を付けなければなりません。温和な性格なのでどの種類とも混泳は可能ですが、水流の強い環境が向かない種類の場合には混泳は難しくなります。
また、コケ対策で水槽に後から入れる場合にも水流が飼育するオトシンクルスに向かない場合があるので、飼育する種類の特徴を確認してから水槽に投入するようにしてください。

飼育のしやすさ

飼育しやすく、コケ除去のために水槽に後から追加されるケースが多い魚です。
環境には適応しやすいので初心者にも飼育が可能です。ただし、コケが多い環境下では餌を与えなくても飼育できますが、コケもいつかは無くなってしまいます。その後の餌やりに苦戦する可能性があります。

種類も豊富なオトシンクルス!飼育のしやすい4種を紹介

  • オトシンクルス・ヴィッタータス
    体長は4㎝程度まで大きくなります。水温は20度から25度と低温飼育です。ペットショップで見かけるオトシンクルスはこの種類です。
  • オトシンクルス・マクロスピルス
    体長は3.5㎝程度まで大きくなります。水温は21度から26度まででの飼育が適しています。オトシンクルス・ヴィッタータスとほとんど見分けがつかず、水槽内で一緒に「オトシンクルス」として販売されていることが多いです。
  • オトシンクルス・ネグロ
    体長は5㎝程度まで大きくなります。水温は20度から25度までの水温での飼育が適しています。コケを沢山食べてくれる種類なのでコケに悩んでいる場合にはおススメの種類です。また、高い水温でも比較的耐えてくれるので夏場に高温が続いてもすぐに弱ってしまうことは少ないです。しかし、過酷な環境が続くと水槽内の生き物への負担が大きくなるので温度管理は必要になります。
  • オトシンクルス・フレキシリス
    体長は7㎝から10㎝程度まで最大で大きくなります。小さな水槽での飼育では大きくなることを考慮して飼育しなければならず、窮屈になってきたら水槽のサイズアップが必要になります。水温は20度から25度までの飼育が適しています。流れの速い水流を好みます。

オトシンクルスの飼い方!飼育に失敗しない方法

温度合わせと水合わせが重要

急激な水質の変化はオトシンクルスの生命に関わります。今までいた水槽の水質に慣れている状態で、いきなり違う環境の水槽に入れてしまうとショックを起こしてしまいます。なるべく同じ水温と水質に慣れさせショックを引き起こさないように水槽に入れる前に水合わせすることが大切です。
  • 温度合わせとは、自分の水槽の水温と購入してきたオトシンクルスが入った水の水温を同じ温度にすることをいいます。一般的な温度合わせは水槽内にオトシンクルスの入った袋を浮かべておくだけですが、合わせて水合わせも行いたい場合には水槽内に浮かべることができるプラスチック容器などを使用して、水とオトシンクルスを移して行ってもよいでしょう。
  • 水合わせとは、オトシンクルスの入った袋の中の水と、自分の水槽の水質を同じにすることをでオトシンクルスにショックが起こならいようにすることです。
    プラスチック容器内で温度合わせを終えたら、水合わせに移行しましょう。1秒に1滴から2滴ほどのスピードで自分の水槽内の水を追加していき袋に入っていた量と同じくらいになるまで続けます。オトシンクルスに少しでも異常がみられた場合には一度中止して様子を見ながら行います。
オトシンクルスの異常は、動かなくなったり、動きが急に激しくなったりなど普段の魚の動きと違う様子が見られた場合です。
水槽内の水と投入した水の量が同じになったらそのまま2、3時間そのままにしてから水槽に入れるようにします。

好みの環境を用意する

水が流れている場所を好むので水流を作っておくとよいでしょう。水槽の排水ポンプやエアレーションを使用すると水流を発生させることができるので水流を嫌う魚がいない場合は環境を用意してあげるとよいでしょう。また、水流を好まない生き物を先に水槽内で飼育している場合にはそのままの環境で飼育するようにしてください。

pHに気を付ける

水槽内のpHが一気に変化すると体調が崩れる場合があります。徐々にpH値が6まで下がっていく分には問題はありませんが、その後の水替えで更にpH値が低い水を投入してしまうとpHが6以下になってしまいます。その場合にはpHショックが起こってしまう場合があるので注意しましょう。

オトシンクルスの飼い方で大事なのは餌!餓死させない餌のやり方

オトシンクルスは餓死の可能性が高い魚

よくコケ対策として水槽内に入れる場合が多いですが、コケを何とかしたくて導入して、その後の事を考えていない人が多いです。オトシンクルスにとってコケは主食です。一定の量を食べればコケは無くなってしまいます。飼育者側は心配していたコケが無くなり一安心ですが、オトシンクルスにとっては死活問題です。
コケが無くなったら別の餌を与えるようにしないとオトシンクルスは餓死してしまいます。水槽に導入するときにはオトシンクルスが長期間生きていけるような飼い方をしなければなりません。

オトシンクルスの餌やり

コケが無くなってからは人工餌を与えるようにします。コリドラス用の餌を与えると食べてくれやすいので少し与えて様子を見ましょう。コケが水槽内に少量しかない場合には人工餌も並行して与えるようにした方が餓死を防ぐことができます。コケしか与えていない状況から急に人工餌へ移すと餌を食べない場合があります。元々オトシンクルスは餌付けに少し難があるのでスムーズに人工餌を食べてくれる可能性が低いです。
水槽に導入したらすぐに人工餌も少量与えて様子を見た方がよいでしょう。また、餌を与える時には必ずオトシンクルスの目の前にピンセットで落とし餌に関心を引くようにするようにし、一度食べなくても何度もチャレンジしてみるなど根気よく繰り返し与えてください。

人工餌以外のエサ

人工餌を食べない場合は早急に対策を立てなくてはなりません。栄養の面では人工餌には勝てませんが、お腹を膨らませ餓死を防ぐことができるので「野菜」を与えてみましょう。

ホウレン草や小松菜を茹でて水槽内に入れると食べてくれます。オトシンクルスは夜行性のためエサを夜与え暗くしてあげると食べてくる可能性が上がります。また、皮をむいたキュウリなども食べてくれるので重りを付けて沈め、コリドラスが食べやすいように工夫して与えるようにしましょう。

オトシンクルスの長期的な飼い方と注意点

  • 飼育する注意点
    オトシンクルスを長期的に飼育するためには餌付けが非常に大切になります。飼育者がつまずくことになるため、飼育するなら対策を練ってから飼育するようにしましょう。飼育しながら考えればよいと思って飼育を開始してしまうとあれこれ考えているうちにオトシンクルスに限界がきてしまいます。
  • 長期飼育するためには
    オトシンクルスを飼育し始めた初めのうちはエサが足りているか常に確認する必要があります。
    十分にエサを食べられていない場合には餓死してしまう可能性があるので体調を確認する必要があります。お腹の辺りをよく観察すればエサが十分かどうか判断することができます。
    お腹がポッコリと膨れていれば満たされている状態で安心ですが、お腹がへこんでいる場合には注意が必要です。へこんでいる場合には餌が食べられていない状態なので早急に餌を体内に入れてもらわないと餓死してしまいますので早急に対策を考えましょう。
  • コケが生えやすい環境を維持する
    コケが生えてからオトシンクルスを導入する場合には、水槽内の環境が苔が生えやす栄養が過剰な環境であることが予想されます。この場合、水槽内の環境の見直しを勧められる場合が多いですが、オトシンクルスはコケを食べて生活しているので適度にコケが生えやすい環境での飼育が適しているといえます。
栄養豊富な水槽も良くありませんが、コリドラスが餓死しないようにコケが生えてくる環境を作ってあげることも大切です。