丈夫なアカヒレでボトルアクアに挑戦 作り方、仕組み、その他生体

ボトルアクアはビンの中で生き物を飼育する新たな方法で人気があります。生き物の中でもアカヒレは環境の変化に強くボトルアクアに向いている魚です。環境さえ整えば長期飼育もできます。気負わず、気軽に始めてみませんか。ボトルアクアの作り方や、維持できる仕組み、アカヒレ以外ボトルアクアに向いている生体を紹介します。

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ボトルアクアの仕組みと必要な道具を紹介!知識があればズボラ飼育もできる

ボトルアクアの仕組みを学ぼう

ビンや容器を利用して生き物を飼育する方法をボトルアクアと呼び、インテリアとしても、ろ過装置の設置も行わない飼育システムからも手軽さが人気となり挑戦する人が増えています。

ろ過装置を使わずに生き物が生きていける環境を維持するためには、ろ過できる構造に容器内を作っておく必要があります。

生き物が生活している以上水は汚れます。汚れを少しでもろ過できる環境にしておくことこそボトルアクアに必要な仕組みとなります。

  • ボトル内で生活している生き物が排泄するフンやエサの食べ残しは放っておくと水槽の底に溜まっていきます。
  • ボトルアクアでは分解を行ってもらえるようにバクテリアを住み着かせる必要があります。
具体的にどうしたらよいのか。簡単です、ボトルの底に砂を敷きましょう。底に砂を敷くと自然とバクテリアが住み着くようになります。定着するのに2週間から3週間、ろ過環境が安定するまでに2ヶ月ほど掛かる場合があります。水槽内のバクテリアが汚れを分解してその栄養分を水草が吸い上げ、水草は光合成により酸素を生み出してくれる。この循環でボトルアクアは維持していくことができます。

ボトルアクアに必要な道具

1.ボトル容器

ボトルアクアで飼育する場合、圧倒的に足りないのが水量で、水量が足りないと水槽の環境維持が難しく生き物が上手く飼育できない状態になります。

小さな容器を選ぶよりは大き目の容器を選択することをおすすめします。

2.底砂

底砂は水草の飼育を行なうならソイルの使用がよいですが、栄養分を多く含んでいる砂なので水槽内の養分が一気に高まってしまい苔が大量発生する場合があります。ボトルアクアを作ってすぐの時期は水替えを頻繁にして水の養分が濃くなり過ぎないようにしましょう。

3.水草

水草は養分を吸ってくれるので設置した方が多少の水質悪化を防ぐことができます。大きめの水草は水槽内の場所を取り、アカヒレが泳ぐスペースが少なくなってしまうので、小さめの水草を設置するようにしましょう。

水草には日陰でも育ちやすいアヌビアスナナプチや、水質悪化にも強いアナカリスなどを設置するとよいでしょう。

ズボラ飼育のすすめ

ここまで詳しくボトルアクアの仕組みと必要な道具を説明してきました。必要な知識を身に着けていれば要所要所で飼育者の介入を行っていればよっぽと小まめに手を掛けなくてもボトルアクアを維持していくことができます。悪環境にならないようにするには水替えが大事です。

水替えをしっかり行い、ゆるくアカヒレを見守りながら飼育していきましょう。

濾過器を使用しないボトルアクアの作り方!環境維持に水草を入れよう

必要な道具を用意したらボトルアクアを作ってみましょう。

1.ボトル容器を用意し軽く水洗いします

同じく砂もバケツに移し一度洗います。砂は軽く混ぜる程度で強く洗わないようにし、濁りが少なくなるように2、3回すすぎます。

2.砂をボトル容器に入れましょう

いっぺんに入れると口が小さな容器の倍は漏れ出してしまいます。コップや小さな容器などですくい、数回に分けて底に5㎝ほど厚みを持たせて敷きます。

3.流木や石、隠れ家などを設置したい場合にはアクセサリーを用意しましょう

ボトルの大きさを考慮して小さなアクセサリー程度の留めるようにしましょう。

4.アヌビアスナナなどの水草を設置する場合には流木や石に根を縛り付けて活着させるのが一般的です

縛り付けてボトル容器に入れておくだけで勝手に活着しますので活着の手助けだけしてあげましょう。他の根付きの水草の場合には砂の中に植えておくようにします。

5.水を入れていきます

水はカルキ抜きした水を使用し、ボトル容器に入れる時には少量ずつコップなどで入れていくようにすると土が巻きあがらず水も少量の濁りですみます。沢山濁ってしまった場合には1時間ほど置いて巻きあがりを抑えるようにしましょう。

6.濁りが収まったらアカヒレをボトル容器に入れます

入れる前に気を付けたいのは水温差です。購入したら水と空気がパンパンに入った袋に入れて渡されますのでそのまま入れる予定のボトル容器の上に浮かべましょう。

水温が同じになればアカヒレもスムーズに新しい環境に馴染みます。

アカヒレがボトルアクアに向いている理由!アカヒレの特徴を紹介

アカヒレの特徴

水質に適応する力があり、多少の水質悪化でも耐えられる丈夫さがあります。また、水温も低温でも飼育可能で、水温の上は27度、下は10度前後まで適応できるほど幅が広い魚です。

繁殖も簡単に行うことができるので初心者の飼育者にやさしい品種となります。

アカヒレが向いている理由

ボトルアクアは水温の変化を受けやすいため、設置場所によっては生き物にとって過酷な環境になる場合があります。

もちろん設置する時に、直射日光が当たらない場所に設置しておけば問題ありません。ボトルアクアはヒーターやろ過装置の設置が容器の大きさから出来ない場合が多いので、自然体のままの飼育になります。環境が安定しない中での飼育に耐えられるほどの丈夫さを持っているのはアカヒレの他にあまりいないので、ボトルアクア飼育には適役なのです。

アカヒレ以外のボトルアクアに向いている生き物は!一緒に飼育もできる

ボトルアクアで飼育できる生き物

アカヒレ以外にボトルアクアに向いてる生き物は、低温でも耐えサイズが小さく飼育しやすいメダカや、酸欠に強く、流れが無い環境を好むベタ、熱帯魚ながら低温に耐えられるネオンテトラの仲間のブラックネオンテトラ、水槽のコケや水草を食べて生活するミナミヌマエビなどが飼育できます。

混泳できる

上記の生き物をボトルアクア内で一緒に飼育することもできます。

一緒に泳がせることを混泳と言い、お互いの相性を考えながら組み合わせることが大切になります。

アカヒレとブラックテトラやメダカ、エビなどは一緒に混泳出来ますが、ベタとは混泳できません。
ベタは気性が荒いので他の生き物と一緒にすると攻撃してしまい、お互いにダメージを負ってしまいます。ベタを飼育する場合には一匹だけでの飼育にしてください。

アカヒレのボトルアクアは気負わず「ゆるく」飼育してみよう!なんとかなるが合言葉

ゆるく飼育してみよう

アカヒレを飼育する場合、水替えを行っていれば基本的にゆるく飼育してもアカヒレが弱って元気をなくすことはほとんどありません。ボトルアクアでも、砂を敷かず、水草も人工のアクセサリーで飼育している人もいます。「こんな環境でも飼育できる、なんとかなる」と気負わず、ゆるく飼育してみましょう。飼育しながら改善部分が出たら少しずつ変えていく形でも十分飼育可能ですから、始めてみたいと思ったら一匹からでも飼育してみるとよいですよ。

悪環境だけば避ける

ゆるく飼育は可能ですが、悪環境だけは避けましょう。何事も適度に飼育が大切です。温度が上がりすぎる環境や、水替えをほとんど行わなかったり、餌をほとんど与えないなどの悪環境では丈夫なアカヒレでもさすがに耐えられません。

生き物であることを忘れずに適度にゆるく飼育していきましょう。