金魚の目が出る病気にはポップアイやガス病などがあります。多くはポップアイだと思われていますが、ガス病である場合もあります。2つの病気の見分け方や発症原因、対処方法についても紹介します。早期に治療に取り組めば、長期には渡りますが治る病気です。痛々しい見た目になってしまう前に早めに対処して大切な金魚を守りましょう。
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金魚の目が出る病気「ポップアイ」とは!症状となりやすい金魚の種類
ポップアイの治療方法
金魚の目が出て症状を確認したら、まずは別な水槽に病気になった金魚を移し、塩浴から始めてみましょう。
ポップアイは細菌が体内に侵入して発症しますので、外傷ではありません。内部の菌に薬浴を行っても体内に薬が入る量が少ないためすぐに効果を発揮する確率は低いのです。
改善されない場合には薬浴も併用して行い菌を撃退していきます。
塩浴と薬浴させる場合には一気に塩浴用に作った水に投入しないようにしましょう。
また、塩浴中も水替えは必要です、2日に1回程度塩を混ぜて作った水で水替えを行いましょう。
塩浴は金魚の抵抗力と元気が改善されるまで続けます。
金魚が不調をきたすと餌を食べなくなってしまいます。エサを食べられなければ体力も回復できず抵抗力も上がってきません。
まずはエサを与え、塩浴させて体力の回復をさせることを目的しとして、その後薬浴もしながら直していくようにします。
ポップアイの治療に有効な成分
ポップアイの原因であるエロモナス菌には有効な成分があります。金魚の体調に合わせて薬浴も行って行きましょう。
目が出る病気「ポップアイ」の治し方!早期発見と早期対策で金魚を守ろう
ポップアイの治療方法
金魚の目が出て症状を確認したら、まずは別な水槽に病気になった金魚を移し、塩浴から始めてみましょう。
ポップアイは細菌が体内に侵入して発症しますので、外傷ではありません。内部の菌に薬浴を行っても体内に薬が入る量が少ないためすぐに効果を発揮する確率は低いのです。
それでも改善されない場合には薬浴も併用して行い菌を撃退していきます。
環境の変化でショックを起こしてしまう可能性があるので、徐々に塩を少量ずつ投入して環境に慣らしながら塩浴させます。
塩浴は金魚の抵抗力と元気が改善されるまで続けます。金魚が不調をきたすと餌を食べなくなってしまいます。エサを食べられなければ体力も回復できず抵抗力も上がってきません。
まずはエサを与え、塩浴させて体力の回復をさせることを目的しとして、その後薬浴もしながら直していくようにします。
ポップアイの治療に有効な成分
ポップアイの原因であるエロモナス菌には有効な成分があります。金魚の体調に合わせて薬浴も行って行きましょう。
パッケージにどんな症状に効くか記載していない場合でも、有効成分が使われている場合には使用可能です。購入する前にペットショップやアクアリウムショップで確認してから購入すると安心です。
ポップアイの他にもある目が出る病気!「ガス病」とは
ガス病とは
目が出る病気はポップアイの他にガス病という病気があります。ガス病の「ガス」は気泡という意味で、水槽内の水に含まれる酸素と窒素が限界まで達してしまった場合に金魚に気泡ができてしまう病気です。
気泡は体の表面や血管の中に発生します。それにより体の表面や体の中で膨らんでしまうことがあります。
ガス病の原因
1.酸素が原因
酸素は本来は水槽になくてはならない要素ですが、量が過剰になれば病気の原因になってしまいます。通常の水槽環境であれば酸素は必要量よりも多く水の中に留まることはありません。これは水に溶け込める酸素の量が元々決まっていて、溶け込めない酸素は空気中へと放出されるようになっているからです。
2.窒素が原因
ガス病のもう一つの原因に窒素があります。窒素は水中内に発生しバクテリアによって分解されますが、水槽内にバクテリアがうまく繁殖していない場合には水中に留まり続けてしまいます。
ガス病の対処法!金魚に必要な酸素も病気の原因になり得る
ガス病で傷を負った場合
ガス病に治療薬はありません。水槽内の環境を改善すれば症状は自然と収まります。しかし、気泡が弾けてしまい金魚の体の表面に穴が空いてしまった場合には塩浴が必要になります。
すぐに別な水槽に移して対処する必要があります。
ガス病で自然治癒できる場合
気泡がそのままの状態の金魚の場合は水質の改善を行って様子を見れば治っていきます。酸素が飽和状態の場合には水草の量を減らしたり、エアレーションを切るなどして飽和状態を改善しましょう。
水槽が汚れていたり、水替えをしばらく行っていない状態で気泡ができれば水槽内の掃除と水替えが必要になります。
目が白く濁る病気とは!原因と症状別の改善方法
低酸素による白濁
酸素が水槽内で不足している状態が長期間続くと低酸素症を発症してしまいます。その場合金魚の目が白く濁ってしまいます。
水槽の設置スペースに余裕がある場合には飼育している生き物の数を分けて飼育することをおすすめします。
傷による白濁
目に傷を負うと白く濁る場合があります。傷の場合は自然に治っていくのでそこまで心配する必要はありませんが、水槽内の環境がよくない場合には水替えを行って菌への感染を防ぐようにしてください。